2010年8月2014年10月に続いて、この2020年3月11日、掃除機を買い替えた。

2代目日立掃除機のホース根元部分が裂けているのに気づいたのは昨年の11月頭。以来、瞬間接着剤+ビニールテープによる雑補修で耐えていた。しかし今年の2月には別の箇所も裂けてきて、これはいよいよなんとかしなければと。

最初はホース部品のみを買おうかな、と思ったのだ。しかし調べるとホース部品だけで8,400円。2010年に買った初代は丸4年でモーター部分が壊れてしまったので、丸5年経った2代目がホースを取り替えたとたんダメになる可能性もなくはない。

せっかく8,400円出して、すぐまた修理とか買い替えになったら哀しすぎる。

ちょうどauPAY20%還元キャンペーン中だったこともあり、エイヤッと丸ごと買い替えることにした。
うん、auPAYの恩恵を受けたかっただけ、という理由がなきにしもあらず(^^;)
auPAY使えるお店少なすぎて、家電量販店ぐらいしか大きな使い道がない。

まぁ、ホース部品の取り寄せだけでもauPAY使えたんだけども。

しかし「買い替える」と決めても、「どの機種」を買うかがまた問題。
2010年と2014年は日立のゴミダッシュサイクロン。
昔ながらの紙パック式スタイルでありながらその実紙パックが要らないというすぐれもの。でも紙パック代わりにティッシュペーパーをセットしたりするのがあまり評判良くなかったのか、日立の掃除機サイトを見るとすでにゴミダッシュサイクロンは消えている

近所の家電量販店にも日立のものは紙パックか、普通のサイクロン式しかない。
Amazonさんではまだ売ってるけど、AmazonさんではauPAY使えないし、こういう大きい家電を通販で買うの、ちょっと抵抗がある。


調べてみるとケーズデンキで「ケーズオリジナル仕様」のゴミダッシュサイクロンが売っていた。どこがオリジナルかというとまず色がピンク。そして、2010年ものにはあったのに2014年もの及びAmazonで現在売っているバージョンにもついていない「持ち手=サッとハンドル」がちゃんとついている

この「持ち手」、あるとないでは大違いなんだけど、2014年ものでは「別売り1,000円」になっていた。
それがケーズオリジナルモデルではデフォルトで付いていると。
これ、「他店対抗」しなくてすむように「オリジナル」ってことになってるのかなぁ。正札はもちろん「期間限定セール価格」でもAmazonさんより1,000円以上高かった。

セール価格で税込み18,000円ちょっと
auPAY2割還元があるとはいえ、たとえばパナソニックの紙パック式なら12,000円程度で買える。


2割還元なら実質1万円切るわけで、もう紙パックでいいじゃないか、とものすごく悩んだ。(コードレスとかダイソンとかは予算の都合上まったく選択肢に入らない)

パナソニックの方が断然軽くて取り回しは楽。店頭で持ち比べると日立ゴミダッシュは本当に重い。ホースが裂けてきたのもこの重い本体を引っ張り回すからでは、と思えてくる。
でもなぁ。
せっかくわざわざケーズに来たしなぁ。
これを逃すともうゴミダッシュサイクロンは製造中止で買えなくなるかもしれないし。

20分くらいどうしようどうしようと悩んだあげく、ゴミダッシュサイクロンにした。
20%還元を入れてちょうどAmazonさんと同じくらいの価格。
うまいこと価格設定してあるよなぁ。

うーん。
帰ってからも「失敗したのでは」という思いが拭えなかった。

2014年の時も「修理した方が良かったのでは」とモヤモヤしたけど、今回も、そう、「ホースだけ買い替えれば」案もあったのだ。
ホースだけ買い替えれば、処分するのもホースだけ。
本体ごと買い替えたら、当然本体ごと捨てなければならない。前回は無料で引き取ってもらえたけど、今回お店で尋ねたら「有料になるので燃えないゴミに出した方がいいです」と言われた。
つい、「この部品は置いておけば将来壊れた時に使えるのでは?」とケチなことを考えてしまうな……。

あと。

新しいの買ってから、2代目が「5年長期保証」に入っていたことに気づいた。2014年の10月に買って「5年」。保証切れるのが去年の10月30日で、ホース破れに気づいたのが昨年11月6日……!
うおおおおおおお、もう少し早ければ保証でホース取り替えられてたーーーーーっ!

気づいたのは11月6日だけど、裂け目はもっと早くにできてた可能性、大いにある。小さい傷のうちに気づいていれば……でもそもそも長期保証のことなんかすっかり忘れていた。
何かあったらまず保証書確認しなきゃダメだなぁ。

以前にも、保証が切れたすぐ後に壊れた家電があった気がする。長期保証付けるのもタダじゃないというのに、その恩恵に浴せた試しがない。
ので、今回はメーカー1年保証のみ。
大事に使うから5年は元気でいてほしい。


記念撮影した2代目と3代目。色だけでなく微妙にデザインが違う。右の2代目のホース根元、ビニールテープ補修が見える。


ヘッド部はたぶん完全に一致。左が新しい方3代目、のはず。実は2代目は手前のコロコロする部分の止め板が割とすぐに折れて、布粘着テープで補修してある。ホースと違ってこの不具合は粘着テープで何の問題もなく使えてた。


ビニールテープ貼る前のホース写真も出てきた。ぱっくり。


2代目と違うところはサッとハンドルがついてること、吸い込み仕事率が10Wアップしてること、そして会社の名前が変わっていること。


かんたんお手入れガイドは2代目の方が丁寧。3代目はぺらっとした1枚ものになってた。初代の時はイラストではなく写真で説明されてたんだよな。

同じ機種を買い続けるとこういうところが面白い。モノ自体はほとんど同じなのに、こういうところが変わっていくんだな。

4代目はきっともう製造されないだろう。
5年と言わず、末永くよろしく頼むよ、3代目。