(※以下ネタバレあります。これからご覧になる方はご注意ください。台詞等はうろ覚えで正確ではありません。その他記憶違い多々あると思いますがご容赦を)


もう観てから10日ほど経ってます。正直記憶が曖昧です(^^;)
12月23日公開で、観たのは26日。配給元的にはクリスマス~年末年始公開が良いのでしょうけど、主婦的には年末年始はやめてほしい…。見に行ける日も限られるし、見た後でこうして記事を書く時間が取れなさすぎる。

昔は冬映画、12月10日公開とかじゃなかったでしたっけ?
せめて15日ぐらいには公開してほしいなぁ。

そんなわけで。
もうすっかり印象が薄くなってしまっています。
なんか、なんだろう、それなりによく出来てるな~、バイスの復活のさせ方もリバイスとギーツの組み合わせ方もうまく考えてあるな~、とは思ったんですが。

「ふーん」「なるほど」と淡々と見る感じで、「わー!」「きゃー!」という興奮はなかったですね……。最初にヒロミさんがバイクでヒーローっぽく登場したところは「きゃー!」ってなったけど。

まず最初はリバイスチームのお話。
五十嵐家、また温泉旅行に来ています。「これまで旅行にいい思い出がない」……ですよねぇ。いつもなにがしかトラブルが起こってましたよねぇ。
冒頭、ベランダ露天風呂みたいなとこに入ってるパパさん、一輝、大二がバッと立ち上がってライダーマークで金隠し。――要る?そのシーン要る???

パパさんに替わってママさんがメインYouTuberになっているようで、家族温泉旅行の様子は「ゆっきーチャンネル」で生配信。そこで「五十嵐家、色々あった」とギフとの戦いを振り返っていたけど、あの経緯、動画で配信してもいいものなんですね。機密事項とかじゃないんだ……。
ラブちゃん、普通に実体化して一緒に卓球したりしてたし、リバイス世界ではもう「悪魔」がその辺に出没してるのはごく当たり前の日常なのかな。てかラブちゃん、宿泊費とかどうなってるんだろう、悪魔はタダで泊めてもらえるのか。

で、「今日は皆さんに紹介したい新しいメンバーが!」という感じで紹介される赤ちゃん、幸四郎。「この年で弟ができるなんて」と一輝もびっくりしてたけど、視聴者もっとびっくりだよ。え? 何? ママさんパパさん頑張ったの??? 産んだの???

昭和の仮面ライダー見てると小学生の弟妹に社会人のお兄さんお姉さんという組み合わせめちゃくちゃ出てくるし、高校生さくらちゃんの下に赤ちゃんが生まれても別におかしくはないけど、でもやっぱり最近はそういうの少ないでしょう? だから「もしかして養子もらったのかな」と思っていたら、「ギフの遺伝子」とか言ってるし。

謎の宇宙生命体が「ギフの遺伝子」を求めて幸四郎を狙ってくるんですよ。ギフの遺伝子を持っているってことはパパさんの血を引いてるってことで、そうなるとやっぱり産んだのはママさんなんだろうし、ってことはこのお話、テレビ本編最終回から1年ほど経ってるってことですよね? それとももうテレビ本編で妊娠5か月ぐらいだったりしたのかしら。

幸四郎、生まれたてじゃなくて生後3か月以上経ってそうなしっかり感だったので、本編中に妊娠してたとしてもやっぱり1年近く経ってるし、ゆっきーチャンネル、妊娠経過とか、出産直後とかは配信してなかったんでしょうか? なぜ今になるまでお披露目してなかったの???

ストーリー的にはどうでもいい細かいことかもしれないんだけど、あれこれ気になりすぎて話が頭に入らない。リバイス、夏映画でも妊婦さんの扱いが雑だったし、今回も妊娠出産を雑に扱ってるような気がしてなぁ……。

それに、後半で一輝がえーす様に会った時に、「君は…しあわせ湯で」と最終回ですれ違ったことを一輝が思い出すんだけど、あんな一瞬すれ違っただけで、しかも1年も前のこと、よく覚えてるよなぁと。あの場面だけもしかして最近の話だったりしたの?


ともあれ幸四郎の「ギフの遺伝子」を狙う2体の宇宙生命体、「こんなひ弱な地球人にあのギフが倒されるとは」と驚いていて、彼らの故郷の星もギフによって滅ぼされたらしい。ギフってそういう設定なんでしたっけ…エボルトみたいな奴だった……?

もちろん一輝たちは幸四郎を取り戻すべく宇宙生命体に戦いを挑む……んだけど、ベルトがない。スタンプがない。そこへぶぉん!とバイクを駆り、颯爽と現れるヒロミさん!!! ブルーバード(※フェニックスの後継組織)のレーダーで異変を察知し、ベルトを持って駆けつけてくれたのだ。

いやー、ここのヒロミさんマジ「仮面ライダー」って感じで、「主役はキミだ!」と言いたくなる登場の仕方、格好良かったです。でも本人は変身できないし、「ヒロミさんは幸四郎を頼みます!」「任せろ!我が全身全霊を賭けて、幸四郎を守る!」って答えてるのはギャグだった。(しかも最終的に守れず幸四郎を奪われる始末。安易に全身全霊賭けちゃダメだよ、ヒロミさん(^^;))

バイスのいない一輝は変身してもあんまり強くなくて、第一ラウンドは地球人ボコボコにされておしまい。一輝は深手を負って救急搬送。「一命は取りとめたが手の施しようがない」って、それ一命取りとめてないのでは……?
幸四郎は掠われ、一輝は意識不明の重体、しかし「これが私たち家族の運命!」とママさんはここぞとばかり決め台詞。なんだかなぁ。

幽体離脱したみたいな一輝の「魂」は、そんな家族と自分の姿を外から眺め、そして「三途の川」的な炎の世界をうろうろ。「おまえは十分戦ったじゃないか」「もういいだろ」という死への誘惑を振り切って、一輝は再び悪魔の手を掴む。

一輝の命の危機に際してバイスが再び実体化するっていうのはまぁ、「なるほど」ではあります。バイスは別に完全消滅したわけじゃなくて、表に出られなくなっただけ。そして一輝が死ねば今度こそ本当にバイスという悪魔も消えるんだろうから、消えないために力を貸す……でもそれで「手の施しようがない」と言われた怪我がすっかり治ってしまうのはどういう仕組みなの、ギフの遺伝子なの。瀕死の泉刑事にアンクが憑いて体が動くみたいなアレなのか……。

一輝が生死の境をさまよっている間、ブルーバード内では玉置がヒロミさんからドライバーを受け取っています。
「俺がヒロミさんの分まで戦います!」
良かったねぇ、玉置。
がんばれ玉置。

あ、そうだ、肝心なことを忘れてた。ヒロミさん、なんとかいう博士のかんとか理論みたいなので細胞修復して、体内年齢50歳まで戻ってきてるらしいです。良かったねぇ、ヒロミさん、もう一息、いや二息ぐらいか。この設定がきっとVシネ『ライブ&エビル&デモンズ』に繋がっていくんでしょうね。

宇宙生命体を倒すべく、玉置、アギレラ様、さくら、大ちゃん、そして狩ちゃんが横並びで変身。一斉変身はアガりますね~~~~~。
しかし宇宙生命体は幸四郎の悪魔=ギフの遺伝子を体内に取りこみ、さらにパワーアップ。5ライダーがかりでもやっつけられない。そこへ死の淵から舞い戻った一輝がバイクでぶぉん!と登場。

宇宙生命体「一人で何ができる」
一輝「一人じゃない!」

というわけで一人で二人の仮面ライダー、リバイス見事復活。
良かったねぇ~~~(棒)。
蘇ったとたんあのバイスのキャラがウザいし、5ライダーがかりで倒せなかったものをリバイスならあっさり倒せるって、あまりにチートすぎない? そんなに戦力差あったっけ???

しかもせっかく宇宙生命体倒せたのに、幸四郎の悪魔は謎のゲームマスター・コラスに連れ去られてしまいます。もともと宇宙生命体はゲームマスターの命令で動いていて、幸四郎の悪魔を手に入れたらコラスに渡す手はずだったもよう。それを裏切って自分のものにしたあげく、リバイスに倒されてしまったと。

宇宙生命体の声は神谷浩史さんと堀川りょうさん。豪華な布陣なのに前半のみの出番でほとんど「前座」扱い、ちょっともったいなかったな。

悪魔を早く幸四郎に戻さないと幸四郎の命が危ない!ということで、奪われた「幸四郎の悪魔」を巡ってリバイス世界とギーツ世界がクロスすることになります。

コスプレカフェでコスプレしてお茶しているえーす様、ねおんちゃん、景和。コラスによって世界が作り変えられたせいで、テレビ本編では退場していた道長も復活しています。新しいミッションに呼び出された4人の前に登場するのはゴスロリ姿のツムリちゃん。ツムリちゃん、今回めちゃめちゃアップで映されてたけど、カラコンとメイクがちょっと怖かった(^^;)

課されたミッションは「悪魔マラソン」。カプセルに入った幸四郎の悪魔を目的地まで無事届けること。いつもの生き残りゲームではなく、4人で協力して、最終的に悪魔を無事運べれば4人とも勝ち残り……だった気がする。

ミッションの邪魔をするのはジャマトではなくもちろんリバイスチーム。幸四郎の悪魔を取り返すべく、えーす様たちを追いかけることになります。
えーす様vs一輝、景和vs大ちゃん、ねおんちゃんvsさくらちゃん、道長vsバイス、という組みあわせがよく出来てて巧いな~と思いました。

ねおんちゃんvsさくらちゃんは商店街での追いかけっこ。最初はお互い変身した状態で気づかなかったんだけど、さくらちゃんが変身を解くとねおんちゃんが「え、しあわせ湯のさくらちゃん!?」と。
なんで知ってんの?と思ったけど、ねおんちゃんはゆっきーチャンネルのファンらしい。「五十嵐家の家族仲良い雰囲気が大好きで」と。あ~~~、ねおんちゃん家とは真逆の家族だもんね、なるほど憧れるのはわからなくもない。
そしてさくらちゃんはもちろんねおんちゃんのことを知っている。ねおんちゃんはゆっきーチャンネルとは段違いの有名配信者ですからね。動画配信で繫がる縁。今どきですねぇ。

道長vsバイスは列車内での戦闘。この二人の共通点は「蘇ったばかり」ということ。「蘇ったばかりなのに、こんなとこで消えるわけにはいかないんだ」。
他に乗客もいる中での列車内バトル、撮影頑張ったなぁとは思ったものの、今ひとつ物足りない。たぶん道長にもバイスにも思い入れがないからなんでしょう(^^;)
しかぁし!
そこに現れる仮面ライダー王蛇!!
「祭りの場所はここか」「楽しませてくれるんだろうな」(※台詞はイメージです、ちゃんと覚えていません)
浅倉(というか萩野さん)の声、格好良すぎるぅぅぅ! でも王蛇が太ましすぎるぅぅぅ!!!
中身(中身言うな)が岡元次郎さんで、次郎さんがレジェンドなのはわかってるし、アクション自体はさすがの格好良さなんだけど、しかしビジュアルが太い、太すぎる……王蛇のお腹ががが。
王蛇が出て来るたび、その太ましさにムズムズしてしまいました。ああああああ、格好いいのに、格好いいのにぃぃぃ。
最後、駅のホームで道長を倒す時も、「甘いんだよ、坊や」って台詞が、声が、言い方が、超格好よかった。気分が上がる、でも太い(笑)。

王蛇の前に、さくらちゃんvsねおんちゃんのところで仮面ライダーナイトが出てきてて、さらにその前、バイクにまたがった蓮が意味深に「始まったな」とか言ってたんですよね。

時系列的には景和vs大ちゃんの対戦が一番最初だった気がする。この二人は別に共通点ないよね。あ、「弟」か。大ちゃんとカゲロウが入れ替わるのに景和が驚いていた。カゲロウいいよねぇ、ほんとね。なんか色気に拍車かかってたし、ずっとカゲロウでもいい(笑)。

「俺は悪魔だ。おまえにだって悪魔がいるだろ?」と景和の「心の裡」(?)を覗きこんだカゲロウ、なんかちょっとびっくりしながら「おまえ何者だ?」と。それに答えて景和の中の悪魔(?)、「世界の平和を願う一般人さ」とかなんとか。
あれはどういう意味だったんだろう? 景和は悪魔でさえ平和を願う、根っからの善人なのだ、という表現なの? 大ちゃんとカゲロウと同じパターンで、景和の中の人がちょっとワルぶった感じで悪魔もやってたけど。
ラブちゃんもまったく悪魔っぽくないゆるキャラだし、バイスはあんなだし、リバイス世界の「悪魔」の定義テキトーだと思うんだけど、カゲロウは一体何に驚いたのか……

ライダー同士のつぶし合いだけでなく、デザイアグランプリのあの「壁」が迫ってきて、呑み込まれると人々は消滅してしまう。大ちゃん達もさくらちゃん達も呑まれて、「悪魔マラソンゲーム」はえーす様と一輝の一騎打ちに。
この二人の戦いは走るトレーラーの上
上というか中というか。
これもアクションと撮影頑張ったなぁ、と思ったけど個人的にはあまり盛り上がらなかった(^^;)

一輝はえーす様に事情を話し、和解するものの、このまま目的地に悪魔を運んでミッションクリアした方が運営の事情、幸四郎の悪魔を狙う理由などがわかるのでは?ということで、二人でゴールへ向かい、ミッションクリア。

次のゲームへと進みます。

あ、そうだ、忘れてた。
運営側、ゴスロリ・ツムリちゃんの隣に同じくゴシック系コスプレの狩ちゃんが出現して、「通りすがりの仮面ライダー…ファンです!」とライダーバトルを実況しています。中の人の趣味全開、楽しかったろうな、と思ったけど、別にバトルをその場で見てるわけじゃなく、スタジオで別撮りだったに違いなく。
眼前に何も繰り広げられてないのにあのテンションで喋れるのすごい。

次のゲームの説明を受ける場には龍騎チームの3人、真司くん、蓮、浅倉がいます。真司くんはミラーワールドの悪い方。
デザ神になったら叶えてほしい願いとして、悪い真司くんは「ミラーワールド以外の世界の消滅」みたいなことを書き、蓮は「すべてを破壊する」、浅倉は「戦えればそれでいい」だったかな…。ちょっともう記憶が。全然違うかもしれない、すいません。

そして開幕する「デザイアロワイヤル」、スタジアムでの生き残りバトル。龍騎チーム3人、えーす様、一輝、そして仮面ライダーシーカー
シーカーに変身する人はとある政治家の末息子で、父親から「一人だけ出来が悪くて役に立たないんだから、汚れ仕事くらい引き受けてくれ」と蔑まれている。で、父の役に立つためバトルに参加して、願い事カードには「父の野心の成就」的なことを書いている。

すごい素直だよね。「父の支配から自由になる」とか書けばいいのに。

「俺の家族に手を出すな!」「俺の家族は俺が守る!」という一輝との対比で、こういう「家族のために、“駒”として戦わされている」青年を持ってきたんだろうな、と思うんだけど、特に深く掘り下げられることもなく。
しかもこれが10代の若い子とかではなく、けっこういかつい、ちゃんとした大人なので、見ている方も同情とか共感とか何も湧かず、「なんでそんな父親の言いなりになってんの?」と醒めた目で見てしまう(^^;)

せっかく仮面ライダーに変身する役なのに、変身後もなんかパッとしなくて気の毒だった…。

バトルロワイヤル、やっぱり龍騎チームの変身やバトルに興味が行っちゃうし、実際格好良かったし、蓮が隙を見てリュウガを攻撃し、リュウガが吹っ飛んで代わりに龍騎が出てくる、そして蓮が「やっと戻ってきたか、手間かけさせやがって」などとつぶやく流れ、盛り上がりました。
「龍騎キタ━(゚∀゚)━!!!」ってなるもんね、やっぱりね。しかも蓮の目的がそれだったか、っていう。

で、バトルロワイヤルが始まる前に、えーす様が囚われの身になっていたギロリさんを救い出すくだりがあって。
ギロリさん、「君なら来てくれると思っていた」とか言うんですけど、ちょうど映画見る前の日にTV本編でえーす様を排除しようと画策して自分が排除されるというのを見たばかりでもあり、「どの口が」。

しかも助け出されたあと、ギロリさん、コラスと一騎打ちするんですよ。日本刀で。
なんでそんなゲームマスター2人が生身でチャンバラなんていう格好いいことやってるんだ? 誰得!? と思うぐらい格好いい殺陣だったし、「デザイアグランプリは世界を救うためのものだ、世界を滅ぼそうとする者にゲームマスターは務まらん!」とかいうギロリさんの台詞も格好良く。

テレビ本編とは別人なのか?ギロリさん……。

世界を救いたいという気持ちが強すぎるあまり、チートなえーす様の存在が邪魔で仕方なかったのかもしれないけど、テレビと映画との落差が激しかった。もう本編の方には一切出てこないのかしら。

ともあれコラスがやられてギロリがゲームマスターの地位を取り戻し、ゲームのルールを変えた……んだったかな?
バトルロワイヤルの方は当然ギーツとリバイスが勝者になって、「時空の裂け目」みたいなのも塞がって。(※前半の宇宙生命体もそこから地球に来たようで、コラスの狙いはその裂け目を固定して地球にあらゆる脅威を呼び込んで世界を滅ぼすみたいなことだった。なんでそんなことを)

通常のデザイアグランプリと同じように、勝ち残ったデザ神の願いは叶えられる。でもデザ神は一人だけ。えーす様か一輝か、どちらか一方の願いしか叶わない
一輝は「戦いで消えた人はみんな元に戻るんだよな? それなら他に望むことはない」とあっさり辞退。「え~、もったいない、他に何かないのかよ」とバイスに言われながら。

バイス、この時点でだいぶ存在が薄くなってて、消える寸前
一輝の命の危機を救うため、一時的に復活したに過ぎなかったらしい。一輝はもちろんバイスが消えることを――再びバイスのことを忘れてしまうことを怖れ、悲しんでいて、えーす様はそんな一輝に「忘れたくない、それがおまえの願いか?」と尋ねていました。

はい、皆さんもうおわかりですね。
デザ神となったえーす様が望んだこと。

「五十嵐一輝が戦いの記憶を忘れない世界」

……えーす様、親切すぎない? いい人すぎない? そりゃ、変則的突発的なミッションで、おまけで与えられたような権利ではあったけども。
そもそも一輝が辞退せずに「バイスが消えないように」って願えば済んだことだしねぇ。

「バイスが消えない」のではなく、ただ「バイスのことを忘れない」っていうの、さすがにここであっさり復活してしまったらテレビ本編の最終回は何だったんだ、ってことになるからだよね。でも覚悟を決めて二人で思う存分戦い合って、それなりに感動的に終わったはずなのをあっさりデザグラで「覚えてる」になるの、やっぱり微妙なような。

テレビ本編で死んだり消えたり変身能力を失ったりすると映画の設定が大変ですよね、うん。

ミッション終わって世界がリセットされ、バイスと同じく一時的な復活だった道長くんも消滅。テレビ本編との整合性を取っていました。
そして束の間の日常を取り戻した(?)景和が道を歩いていると、真司くんに声をかけられる。「君、仮面ライダーだよね?」と。
「君は何のために戦ってるの?」
「世界の平和のためです」
「俺と同じだ、俺も戦いを終わらせるために戦ってる」
みたいな会話があって。

真司くんだけになった後、「また偉そうなこと言いやがって」と蓮が登場。
「なんだよ、盗み聞きなんて趣味悪いな」
「おまえがミラーワールドに囚われたおかげで、こっちはくだらないゲームに参加する羽目になったんだ。少しは感謝しろ」

真司くんを助けるためにデザイアロワイヤルに参加していた蓮。真司くんはそれ聞いてなんて答えたんだっけなぁ。「誰も頼んでねぇし」とか言ってたっけ?
懐かしいやりとり、変わらない関係性。
しかし蓮ってほんとツンデレだよね。真司くんのこと大好きだよねw

蓮「俺たちの戦いはいつまで続くんだろうな」
真司「俺が止めるまでだよっ!」

そーか、龍騎世界の戦いはまだ続いてるのか……。



龍騎チームの客演は楽しかったし、全体的に悪くはなかったけど、うーん。やっぱりギーツにもリバイスにも思い入れがないからかなぁ。「面白かった!」とまでは言えない(^^;)

入場者プレゼントはギーツでした。

後ろに滑らせてから離すと走るよくあるおもちゃですが、めっちゃ走る。すごい高速。でも要らない(笑)。
1月からは特典がカレンダーになって、そっちの方が実用的だったけど、1月に見に行けるとも限らなかったのでまぁ仕方ない。

次の『ライブ&エビル&デモンズ』は坂本監督だし、滋賀でも上映があるということで大変楽しみです。blog書くの遅れてる間にもう上映まで1か月切っちゃった。あっという間に公開だよ!
ヒロミさん、体内年齢30歳ぐらいまで戻るのかしら。少女誘拐容疑で指名手配とか、ヒロミさんになんてことしてくれるの、スタッフ!(もちろん大団円を信じてるよ、まさか滅亡迅雷みたいなことにはならないと…)




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