昨日、苗床を作り終わり、大人たちが
今後の米作りについてのスケジュール等
説明を聞いている間に、子ども向けの
イベントとして
「バームクーヘン作り」がありました。

もちろん私も説明よりそっちの方が
面白そうなので、子どもと一緒に参加。

よくアウトドアの本に、「バーベキュー
のついでにバームクーヘンを作って
みよう」と載っていたりしますが、
要はホットケーキミックスを使った
生地を竹筒に塗っては焼き、塗っては
焼き……を延々繰り返して作ります。

最初、生地が少し薄かったのか、
筒に塗る(というか、お玉でかけてた)
そばからポタポタ、ポタポタ。
火の上にかざしても、下の炭に落ちてる
方が多い、って感じで。
あ〜、もったいない。
っていうか、こんなんでホントにできる
のかなぁ、と思いながらも3〜4層目
になると、垂れるのが少なくなって
それっぽくなってきました。



灰と熱気が飛んでくる中、スタッフや
子ども達が交替で竹筒を回しつつ、
塗っては焼き塗っては焼き……。
うーん、それっぽくはなってきたけど、
いつ食べられるんだ?
「2時間とか書いてあったよ、本には」
え〜、もうとっくに3時は回ってますよぉ。

その間、なぜか薪割りに目覚めた息子
ひたすら薪を割る。
最初は「やろっかなぁ、どうしよっかなぁ」
と言っていたのだけど、一回割れると
面白いらしく、二度三度とチャレンジし、
最後は「もうそれ以上割らなくていいよ」
と言っているのに、ひたすら一人で
割っている。

今どき薪を割る機会なんてそうはないので、
(はっきり言って私にゃとても無理)
良い体験でした。

さてバームクーヘンの方は1時間以上
かけて用意した生地を全部塗り終わり、
やっと完成!

スタッフの方が、するりと竹筒から
うまく抜いてくださいました。



さて、切ってみると。



おおっ、ちゃんとバームクーヘンに
なってるじゃありませんか。
全25層だそうです。
(見たところ10層ぐらいしかわからな
かったけど、ちゃんと回数を数えていた)

子どもたちはもちろん大人も我先にと
手を出して、1時間半ぐらいかけて
焼いたバームクーヘンは、ほんの1分
ぐらいでなくなりました。

なかなかおいしかったです。

「これ、魚のすり身を塗って焼いたら
巨大竹輪ができるよねぇ」
次のイベントは竹輪作り?