今回の志摩旅行、旦那の目的は
「潮干狩り」で、私の目的は
メルパール伊勢志摩に泊まること」
だった。
この土日は潮干狩りにはもってこいの
潮加減だったらしい。

しかし泊まっていたメルパールの近く
には潮干狩り場がなく、二見の池の浦
まで行ってみようと思っていたんだけど、
結局めんどくさくなってメルパールの
敷地内散策と次郎六郎海岸での貝殻拾い
になってしまった。

またこの敷地がばかでかいんだなぁ。
全部しっかり散策すると2時間近く
かかるぐらい広い。

郵便貯金保養施設であるこの「メルパール
伊勢志摩」は、郵政民営化のあおりか、
来年3月での営業停止が決まっていて、
「なくなる前に行っとかなきゃ!」と
いうのが私の“目的”だったのだけど。

どーすんだろーなー、4月から。
どっかのリゾート会社に引き継がれる
んだろうか。
敷地も厖大だし、宿泊棟もすごい
立派だし、室内温水プールに大浴場、
なぜか「天文館」まである。

1999年にオープンしたばっかりで、
ものすごーいきれいなのに、
もしもそのままうっちゃられるんだったら
その方がもったいない。
是非存続してほしいけど、民間企業の
ものになったら、やっぱ今のリーズナブル
な料金は維持できないんだろうなぁ。

うーん、どうなるのかとても気になる。

敷地内は、ビオトープあり、見晴台あり、
“わらび”あり、“まむし注意”あり……。
干潟で繁殖しているカニが遊歩道を
横切っていく。

そして、夏には海水浴客で賑わうので
あろう「次郎六郎海岸」。
さすがにこの時期、誰もいない海〜♪
だった。
禁漁区なので採っちゃいけないが、
あさりやはまぐりが一杯いそうだった。

ぶよんぶよんのくらげが浜にいくつも
打ち上げられていて、謎の管生物(?)
があちこちに顔を出している。
砂の下には本体があるのかなぁ、と
掘ってみたが、結局管しかなかった。
あれはあーゆー生きものなのかなぁ。

図鑑が必要だ

きれいな巻き貝、と思って拾おうと
すると全部ヤドカリ君のお家。

そしてこれはウニ?
もちろん生きてた。



ついでにヒトデ。これもたぶん生きてた。



こうして親2人が楽しく
「海辺の生きもの観察」をしている間、
怖がりの息子はすごく遠いところで
貝殻をいじっては、「まだ帰らへんの〜!」
と言っていた。
せっかくウオーターシューズ履かしてる
のに、なんであんたは水に入らないのだ。

彼は波が怖いらしい。
津波が来ると思っている。

おまけに母親が「膝にフジツボが繁殖
した人の話(←何かの投稿欄で読んだ
が、どーもガセらしい)」なんかする
から、よけい怖がる。

きっと彼がこの旅行で一番楽しかった
のは、チェックアウト前にホテルで
やった卓球だったんだろうな。
わざわざ順番待ちして30分間、汗だく
になってシャワーを浴びなきゃいけない
ぐらいがんばった。

まぁ、温泉で卓球、っていうのは
ある意味定番ではある。