昨日の朝、黒ビニールをはずして、
白ビニールに取り替えました。
その時の記念写真。
ぽつぽつと白いもやしのひげの
ような芽が出ているの、わかります?

夫によると、昨日の夕方にはさらに
伸びていたらしい。たった1日というか
半日でぐんぐん伸びるのだなぁ。
きっと今日もまた伸びてるんだろう。
(って、ちゃんと自分でも観察しろよ!)

白ビニールも、明後日の朝にははずす。
黒ビニール3日、白ビニール3日。
なんか、最初のうちは直接陽や風に
当てない方がいいらしい。
よくわかんないけど。
バケツ稲のマニュアルにはそんなこと
全然書いてなかったけどなぁ。
ただ「やってみよう、観察してみよう」
というのと、「ちゃんと食べられる
だけの米を作る」というのでは、
手間のかけ方が違って当たり前か。

それにしても、ホントに、お米って
デリケートなのね。
ルッコラなんて、種蒔いたら何も
考えなくてもすくすく芽が出てきた
のに(まだ枯れずに育ってます)。

「一粒のお米の中には7人の神様
がいる」というのも、それだけの
有り難みがあるってことなんだろう。

この間、友達が「新しく赴任してきた
先生が厳しい人で、給食の残飯が
あまりに多いのに驚いて、子どもたちに
説教したらしい」と言っていた。
そりゃ今どき珍しい(?)いい先生だな、
と思ったんだけど、「親はこれだけの
給食費を払ってるんだ。君たちはそれを
無駄にしてるんだ」という説教だった
らしい。

なんだ、そっちなのか。

食べ物を粗末にしてはいけない、
というのは、「お金」の問題じゃないと
思うんだけどな。
どうせ説教するなら、「君たちは他の
生きものの命を無駄にしてるんだ」と
言ってほしい。
このお米を作るのにはこれだけの手間が
かかっていて、それを調理するのにまた
これだけの手間がかかっていて、食材
そのものの命はもちろん、そこに関わる
人達のたくさんの労力の結果、それを
食べられるんだってこと。

……私も改めて肝に銘じておかなくちゃ。