毎夏恒例、『ポケモン』映画。見てきました!

子どもと一緒に劇場版に足を運ぶようになって5年目。けっこう毎年、子どもより大人の方が楽しんでるんですよね。今年も夫が、「前売り買ったか!?」と(笑)。もちろん私も好きです。宮崎駿より『ポケモン』の方がずっと性に合ってる(爆)。

去年は上映時間30分前に行ったらチケットブースがすごい行列で、危うく入場できないところだったので、今年は上映の1時間近く前に着くように張り切ってお出かけ。

ガラガラでした(笑)。

いや、もちろん最終的にはほぼ満席だったんだけど、併映作品が少なかったのか、チケットブース自体はそんなに混んでなかったんですよねぇ。上映終わって出てきたらロビーがごった返してたけど。

ポケモン映画としては11作目となる今作。相変わらずタイトル長いです。

『劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール プラチナ ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ』

「プラチナ」って入ってましたよ。今度9月に発売されるDSソフト、『ポケットモンスタープラチナ』のCMもしっかり流れてましたし。ルビー、サファイヤ、ダイヤモンド、パールにプラチナと来たら、もう来年は「プルトニウム」ぐらい行くしかないよねぇ。

ま、それはともかく。

面白かったです!!!

初めて見た『デオキシス』が一番面白くて、『ルカリオ』はかなり暗かったし、『マナフィー』はいまいちで、『ディアルガVSパルキアVSダークライ』はけっこう楽しめたものの、やっぱり段々新鮮味が薄れてくるな~と思ってたんだけど。

今回はなんといってもシェイミのキャラクターが良かった。
可愛いの

見た目よりも、中身が。

「感謝ポケモン」ということになってるんだけど、「ミーに感謝するでしゅ」と、「感謝しなさいポケモン」なのよね。非常に生意気というか高飛車というか、しゃべりが偉そう。

そう、ピカチュウは「ピカピカ」としか言えないけど、シェイミはテレパシーで人間の言葉がしゃべれる。声を「大正琴講談師」の山崎バニラさんがやってるんだけど、これがまたどんぴしゃなのよ~。このキャスティングを考えた人、偉い!

最後、シェイミが旅立っていくところ、別れがつらくてサトシも涙ぐんでるんだけど、私もうるうるしちゃいました。あはは。でもマジ、可愛かったよぉ、シェイミ。

ギラティナの方は、「反転世界」の主ということになっていて、なんとなくフォルムがムカデっぽい。

去年のディアルガやパルキアは「時間の支配者」「空間の支配者」だったりして、一体ポケモンって神様なのか? 「幻のポケモン」もどんだけおんねん、って感じやし。

思うに、あの世界では「普通の動物」っていうのがいなくて、人間以外の生きものはすべてポケモンなんでしょうね。なぜ人間だけが「普通の動物」で、「力」を持ってないのか不思議なくらい。

今回は、「現実世界の連中は反転世界を汚してばかりいる」とか、「氷河が溶けて大変なことになりそうになる」とか、シェイミの技が「汚れた空気を分解して光と水にして放出する」だったりして、「環境問題」をイメージさせる内容でした。

シェイミにはもう一つ、「アロマセラピー」って技もあったな。

アロマセラピーって……。それ、ポケモンの技なんや(笑)。

すでにテレビシリーズの『ポケモン』は見なくなっている息子。あと何年一緒に映画を見に行けることでしょう。

今作の最後、クレジットのところでサトシ達がそれぞれのお母さんに「感謝の花束」を宅配便で送る映像が流れるんですけど、そこでもついつい涙腺が(笑)。あかんわ~、やっぱ「お母さん」やもん、私も。

来年もまた見に行こな。