2012年5月22日火曜日

『SPEC~零~』小説版



4月25日発売で、28日くらいに本屋さん行ったのになくて、「仕方ねーAmazonでポチッとするか」と思ったらすでにAmazonでも品切れ。ぐぉーと思ってe-honで「重版予約」なるものをしてやっと入手。

薄いし文字もスカスカなのですぐ読めました。(←別にけなしてるわけじゃないんですが、このところ古典とか坂口安吾全集とか分量の多いものばっかり読んでるので「うわー、スカスカ」ってつい)

TVシリーズ以前の当麻の活躍を描く「零」……というか、当麻の左手首が斬られたいきさつとか、TVでは詳しく語られなかった前段のネタバレ的小説。

当麻が未詳にやってきてから、瀬文さんが来る直前まで。

なので瀬文さんはメインでは登場しないんだけれども、ちょこちょこっと顔を覗かせてくれます。映画『天』を見てから読むとくふふ、と笑える箇所もちらほら。

『SPEC』ファンなら楽しめます♪

謎が多いのが『SPEC』の良さでもあるので「TVシリーズ以前」を知ってしまうのってどうかな、とも思ったけど、当麻の左手のスペックはもう『翔』で描かれてしまったし、びっくりするようなネタバレはなく。

うん、「補足」って感じ。

読みながら戸田恵梨香ちゃんと竜雷太さんが脳内をキャッキャッウフフ。ドラマを知らずに普通に読んだら当麻のあの言葉遣いけっこう辛いと思うんだけど、すでにしっかりインプットされてるのでもう自然に戸田ちゃんの声で耳から聞こえてくる(笑)。

むしろ地の文の方でこう、「この日本語おかしくない?」っていうのがちらほら、気になりました。

この『零』のエピソード自体は映像化されてないとはいえドラマのノベライズだし、リズム感とかテンポ重視の文体だとは思うんだけど、最近古典が多くてこーゆーの慣れてないから…。

「左手が、目の前に地面に転がっていた」っていうのは「目の前の」の誤植じゃないのかとか、「空に突き出した左手を、次は掌を地面に叩きつける」も「空に左手を突き出し、その掌を今度は地面に叩きつける」とかにしないと主語述語が変じゃないかとか。

いや、言いたいことはわかるし別に試験問題じゃないんだからいいんだけど。

そうそう、左利きの地居君がテレビシリーズ以上に残念な感じで良かったです。地居君が津田でもあった、という部分がまだ今ひとつよくわからないんだけど、わからない方が面白いので自分であれこれ考えて楽しみたいと思います。

高校生でSPECに目覚めてからFBIでぶいぶい言わせてるとこらへんの当麻のお話も、ね。

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