11月17日、百済寺へ行ってまいりました。もう10日も経ってしまった…記事にするのが追いつかない…。

湖東三山の中ではいつも後回しにしていた百済寺。昨年訪れた時に「百済寺すごくいい!次は真っ先に百済寺に来る!」とblogに約束してしまったので(去年の記事こちら→『紅葉の湖東三山・百済寺2019』)、見頃の報を聞いてまずは百済寺へと足を運びました。

なんでいつも後回しだったかっていうと、初めて一人で行った時ナビにぐるぐる迷わされたのがトラウマだったからなんですが、今回もまたやられてしまった!
「ここ真っ直ぐだったような」と思いつつもナビが「曲がれ」と言うので曲がったらぐるぐる……。覚えていない自分が悪いと言えば悪いんだけども、ほっそーい道を行くことになって心臓に悪かった。

到着は10時少し前。
すでにそこそこ車がいっぱいで、だいぶ下の駐車場に停めさせられました。

当日はよく晴れてぽかぽか陽気。絶好の紅葉狩り日和。
去年は曇天でボーッとした写真しか撮れませんでしたからねぇ。Pixel4aのカメラがうなりをあげるぜ!

まず迎えてくれるのが長寿桜。紅葉と桜の競演♪ 青空に映えます。


通用門には白い花が咲いてます。山茶花かな。

通用門をくぐると南庭。去年より10日ほど早く行っていることもあり、まだ緑の葉も多かったですが、赤、緑、そして空の青とコントラストが美しく。
写真は庭園入り口、不動堂の様子。

そしてお庭
本当は!
もっと!!
きれいなんだけど!!!
写真下手くそすぎ(涙)。全体をうまく撮るのが難しいです……ぜひ参拝の上ご自分の目でご堪能ください。


遠望台へ上がる道すがら、色づく木々のあわいから本坊の屋根が覗きます。


去年はぼーっとしてた遠望台からの大パノラマ、今年はくっきりはっきり!
でもさすがに琵琶湖の湖面まではよくわからない…比叡山も見えてない。


参道を登り、本堂へ向かいます。はぁ~、この木立の雰囲気、たまりませんわ。
心身が浄化される気がする。



本堂と千年菩提樹(右側)。信長の焼き討ちに耐え、見事蘇った強運厄除の樹。
初夏には緑が美しく、6月には花が楽しめるそうな。


まだ緑の木々も多かった一方、すでに落ち葉の絨毯となっているところもあり。
目で見るともっと美しかったのだけど……写真難しいぃ。


百済寺と言えばここ!という撮影スポット(表門を少しくだったところの石垣)、去年と比べるとだいぶ青い。
去年は天気が悪くて写真がボーッとして、と思ったけど、「侘び寂び」感は去年の写真の方がありますね。つまりはいつどんな時に訪れても百済寺は素敵、ということなのでしょう。


去年はその存在に気づいてなかった赤門の方へもちゃんと行きました。
何度もしつこいけどこの参道の雰囲気が! 好きすぎる。
去年の私と同じで皆さん駐車場のところまでで戻ってしまわれるので、ひとけもなく森閑。


極楽橋を渡り。


赤門!
パンフレット見ると「赤門通過で入試合格のご利益を!」と書いてあります。私は参道を下って裏側から赤門を通過したので……裏口入学!?


赤門と極楽橋の間に「天文法華の乱 僧兵供養塔」というのがあり、その塔を囲むように並んでいたお地蔵様(たぶん)。


1時間以上たっぷり楽しんで帰路につきました。はぁ~、気持ち良かった。
また新緑の頃や三椏・菩提樹の花が咲く頃など、四季折々に訪れてみたいです(と、去年も言ってたのに結局秋まで参拝できなかった…来年こそは!)。


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