Pixelシリーズの売りの一つ、「天体撮影」
「夜景モード」でじっとしていると自動的に「天体撮影モード」になり、シャッターを切ると最長4分間かけてじっくり星空画像を撮影(というか処理?)してくれます。

で、撮ってみたのがこれ。10月1日の夜8時頃、天頂少し西方向の空。

夏の大三角が写っているのがわかるでしょうか? 星なのか、レンズ(もしくはスマホ画面)についてるゴミなのか、ぱっと見判然としませんでしたが。
よく見るとはくちょう座もわし座もちゃんと写っているぽい。

すごいなぁ、優秀だなぁ。
でも手持ちで「4分間じっとしてる」のは無理なので、星空を撮るためには三脚が必須
家には普通のカメラ用の三脚しかなかったので、取り急ぎ100均でこんなのを購入。

スマホを挟む部分だけを普通の三脚に装着して、ベランダで撮影しました。
でもこれ、意外とうまく挟むのが難しい。ゆるいとスマホが落っこちてしまうから、バネはけっこう固い。それに、電源ボタンと音量ボタンに引っかからないよう、中心からズレたところを挟まなくてはいけない。でもそうすると私のPixelの場合、今度はストラップが挟まってしまったりする。

装着位置を決めるのに手こずったし、一旦挟んでしまうと付け外しが面倒なので、しばらくそのまま天体撮影に集中するしかなくなる。挟んだままでも一応スマホ操作はできるけど、なんせ一度シャッターを切ると「4分お待ちください」だし。(※待ってる間、「きれいに撮るために処理しています」みたいな文言が表示されるの面白かった)

星空が撮れるの素敵だけど、「お、今日は星がよく見えるな」と思っても、なかなか三脚引っ張り出してまで撮る気には……。

ちなみにこれ↓は木星と土星。電線の方が明るく写ってしまって星がわかりにくい。

10月1日は「中秋の名月」だったのでお月様も。
月は夜景モードで撮ると明るすぎてかえってうまく写らなかった。普通モードで三脚固定、たぶん最大ズーム(デジタル7倍)。

ちゃんと「模様」が写っててすごいけど月だけ撮っても芸がない(^^;)
「琵琶湖と比良山系と中秋の名月」とかだったら格好いいけどなー。

全然おでかけしてなくてきらびやかな夜景を撮る機会もなく、Pixelちゃんの持ち腐れ。オリオン座がきれいに見えるようになったらまたがんばって三脚撮影しようかな。


【2020/11/02追記】

10月31日のブルームーンをPixel4aで撮りました。三脚なしの手持ちでもちゃんと模様が写りました!
夜景モードで露出補正を両方とも最低にしてAFロックをかけ、最大ズームです。スマホで手持ちでこれだけ撮れたら御の字ですわ。