イチロー選手、日米通算3000本安打達成おめでとうございます。
なんかもう、彼が何を達成しても驚かないって感じですけど(笑)。
本人もこう、淡々というか、常に落ちついてらっしゃいますしね。
世の中にはこーゆーすごい人が存在するものなんだな、と、彼を見るといつも思います。日本人に生まれてくれてありがとう。

ところで。

昨日、私はNHKの9時のニュースでこの「3000本安打達成」の報に触れたのだけど、まずそのニュースでは、記念すべきイチローの初ヒットの話から入ったのだった。
イチローが初ヒットを打った、元ホークスの投手の映像から入ったのだ。その人はもう野球をやめていて、青果商店だか卸売市場とかで働いているらしかった。

初ヒットは1992年。16年前だ。

その時のピッチャーがもう野球界にいなくて普通のおじさんになっているというだけでも感慨深かった上に、当時のスコアブックというのが出てきて。
当時、イチローはまだ「鈴木一朗」。だからスコアにも「鈴木」と書いてあって、その下に「本西」の名前。

ああ、本西さんっ!

イチローの話には今更びっくりしないので、「本西」選手の名前の方に反応してしまった。
懐かしいなぁ。うるうる。

もちろん当時の、オリックス・ブルーウェーブのユニフォームを着たイチローの映像も出てきた。
イチロー自体よりも、ブルーウェーブの方に感涙してしまう。

ああ、今は亡き。


私はそもそも「阪急ブレーブス」ファンであったので、「ブレーブス」の名が消えて「ブルーウェーブ」になった時はとても寂しかった。
でもその「ブルーウェーブ」さえもが消えて、「バファローズ」になってしまった今となっては、「BW」の帽子のロゴも愛しい。

イチローがシーズン200本安打の記録を立てたのが1994年で、オリックスはその翌年、1995年に「がんばろう神戸」(阪神大震災の年です)でリーグ優勝。そして翌年には見事日本一にもなっている。

♪そんな時代もあったねと~いつか話せる日が来るわ~♪

あったねぇ。そんな時代が(涙)。

写真の帽子はその「2年連続パリーグ制覇」を記念したもの。なんと貴重な代物でしょうか。貴重品すぎてかぶれず、タンスの中で埃かぶってます(笑)。

先日野茂選手が引退を発表した時、近鉄バファローズファンはきっと感慨深かったろうな、と思う。
イチローがいたチームも、野茂がいたチームも、もうない。