以前、某地方紙で連載した育児エッセイ『地震・雷・火事・育児』。一度も「本」になったことはないので「復刊」というのは正しくないんだけども、一時期スキャン画像を公開していたこともあり。
「また読めるようになったよ」という意味で。
今回、パブー化するために久々に読み返してみて、非常に懐かしかったです。3歳から4歳までの息子ちゃんのお話。
いやー、ほんまにおもろいやっちゃなー(笑)。
なんかすっかり忘れちゃってて、「そういえばこんなこともあったっけ」って。
もうあれから8年とか9年とか経ったのかと思うと、ホントに不思議な気がする。
せっかくなので、ちょこっと「2010年からのツッコミ」を入れたりもしております。よろしければご覧下さいませ。

『地震・雷・家事・育児』をパブーで読む。
ついでに『穏やかな午後-SFショートショート集-』ももう一度宣伝(笑)。
(※2016/12/03現在、両方ともパブーでの公開は終了しています)

ところで。
『地震・雷・家事・育児』の方はちょっとしたイラストがついているのですが、これをうまく配置するのが大変難しかった。パブーの既定値では「右寄せ」「左寄せ」「回り込みなし」の3種類。右に寄せたり左に寄せたりした時の文章との「間隔」をHTMLでごちゃごちゃいじるのですが、なんかうまくいかない。
編集画面ではちゃんと間隔が空くのに、できあがった本を見てみるとくっついたままなんだよね……。
PDFファイルでもくっついてたし。
ePubでは反映されているんだろうか……。
HTMLエディタから戻ってくるとなぜか斜体文字がまっすぐに戻ってしまっていたり、こないだも書いたけど「フォント」を変えてもまったく反映しなかったり。
画像配置をごちゃごちゃやってるだけであっという間に時間が経っちゃって、大変寂しかった。
ホントだったらこういうレイアウトって、「出版社」の人がやってくれるものじゃないですか。それをちまちま自分で「あーでもないこーでもない」とやってるのが、blogや個人サイトとちっとも変わらなくて、わびしくなる。
『穏やかな午後』も『地震-』も一つ一つの話が短くて、「1話=1ページ」でおおむね問題がないからまだいいんだけど、長編小説だったりするとさらに「ページ割り」を考えなきゃいけなくなってくるし、さらに大変。
PDFやePubファイルになった時に、1ページがあまり長いと読みにくいでしょ。
あー、あとPDFファイルでは「章立て」がまったく生きてなくて、目次もない。
まだ始まったばかりのサービスでもあり、細かい使い勝手はこれから改善されていくのかな、とは思うけど。
「無料」で使えるんだしな。
「無料」といえば、私の2冊の「本」は当然「無料」公開なんだけど、「有料」公開にするとWebでもコピー制御かけてくれたりするのかな。
素人の作品をわざわざ盗作する人がいるとは思えないとはいえ、あっさりコピペできちゃうのはちょっと問題じゃない?
本当にblog公開と変わらないじゃん……。
ある意味「本」とは何か、どういう条件を満たせば「本を出版した」と言えるのか、ということを考えさせられるサービスではありますね、パブー。
ともあれ、両作品をダウンロードしていただいた皆さま、これからダウンロードしてくださる(かもしれない)皆さま、ありがとうございます。少しでも楽しんでいただけているとよいのですが。
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