百済寺に参拝してから1週間ほど経った11月25日、湖東三山の残り二つ、西明寺と金剛輪寺に行ってまいりました。やはり全部回らないと気持ち悪い(笑)。

百済寺の時はまだ「少し早いぐらいかな?もう少しあとの方が見頃かな?」という気もしたのですが、1週間後はもうすっかり落ち葉に……。おまけに天気予報に裏切られ、終始どんよりとした曇り空。
うーん、桜も紅葉も、なかなか「見頃」と「好天」と「自分のスケジュールの都合」全部がドンピシャに合うのは難しいですね。

ともあれまずは西明寺。いつもどおり中門受付前の駐車場に車を停め、惣門の方へくだっていきます。


苔むした参道の雰囲気が大大大好きなんですが、毎年おんなじような写真ばかりupしてるので今回は割愛。
とにかく落ち葉がすごいです。見頃の時は上ばかりに目が行きますが、すっかり葉が落ち枝の目立つ木々の下、敷き詰められた枯れ葉の絨毯もまたをかし。

もう少し陽が射してるとなお良かったのですが。

中門をくぐり、庭園へと。


満開の不断桜が迎えてくれます。


晩秋の色を愛でつつ本堂へ。


観林坊脇の「貴婦人」と呼ばれる樹は今回もまだかなり真っ赤できれいでした(写真は割愛)。
本堂では「刀八毘沙門天」像が期間限定公開。高さ50センチほど、小さな像でどことなく可愛らしかった。可愛らしいけどその名の通り刀を八振り構えていらっしゃる。西明寺には何度も訪れていますが、この毘沙門天様には初めてお目にかかりました。

そして国宝三重塔。一時的に少し青空が見えましたが……やはりボーッとしてる(^^;)
それでもさすがPixel4a、塔の細部がちゃんと映っててすごい。


別角度。絵になります。


9時半頃西明寺に到着して1時間たっぷり楽しんだ後、金剛輪寺へ。こちらも紅葉は見頃を過ぎ、だいぶ葉が落ちてしまっていました。
門前には恒例の(?)松茸を売るお店が出ていて、松茸ご飯のいい匂いが…。しかし脇目も振らずいざ参拝。


名勝庭園に降り積もる紅葉。


池には何層にも紅葉が。沈んだ紅葉の上にまた紅葉を重ねて。


百済寺、西明寺と同じく、こちらにも桜が咲いています。


そして金剛輪寺といえばこの、参道のお地蔵様


三山の中で最も過酷な(※わたし比)坂を上り、本堂で大黒天様とお目もじ。
こちらの三重塔は重要文化財。


こちらにもちょうど1時間いました。はぁ~楽しかった、お腹空いた(笑)。
敷地内にある愛荘町の歴史文化博物館でコクヨの紙製品と歴史を紹介する展覧会をやっていてめちゃめちゃ気になったんですが、見ていると遅くなる、何よりお腹が空いて……諦めて帰路につきました。


紅葉よ今年もありがとう。また来年。

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紅葉の湖東三山:百済寺2020
紅葉の湖東三山・西明寺2019(去年は紅葉も見頃、お天気もよく写真写りが良いです)
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